写真のない、経営的なつまらないぼやきです。
不況の影響を理由に、美容業界の上場企業は今年の3月4月の売上げはかなり厳しい発表がなされております。
美容業界はここのところ安定した2兆円産業で、元来不況の影響を受けにくいとされてきました。しかし、明らかに不況の影響を受けている発表がされております。
それは恐らく、サービスの多様化が原因だと私は思います。美容室が不況の影響を受けにくい理由は、生活に必要なサービスだったからです。
しかし、現在では色々なコンサルやメーカーの意見によって、一時的な客単価の増加に目が向き、さまざまなサービスや商品などを取り入れ、もはや生活に必要なサービス以外の部分がかなりの割合を占めるようになっているのだと思われます。
当店では開店当初からなるべくシンプルなメニューを推奨しております。そして、なるべく髪に優しい材料をチョイスし、髪に優しい施術方法を取ることを目標としております。痛みがひどくなるうな施術方法をして、髪のダメージが大きくなったうえに、トリートメントでさらにお金をいただくことなんて、長く続くはずがないのです。
景気に関係なく、周期はなるべく長く、客単価は適正料金で、メニューはお客様に本当に必要なものを提案していけばいいのですが、もちろんそれを全員で行っていくのはとても難しいことも確かでございます。
そして、もう一つ。ここのところ美容業界が不況といわれている理由に過度な宣伝合戦があると思います。
美容業界は先ほど述べたとおり、2兆円産業です。しかしここ1、2年の過度な宣伝合戦は、業界に入ってくるお金は変わらないのに、プロモーション会社に流れていくお金が極端に増えたことは明らかです。そのしわ寄せは明らかにお客様と美容師にすぐに跳ね返ってきます。
そもそも私は美容室にマーケティングは必要ないと思います。せいぜい、人口や駅の乗降者数、近隣美容室の数程度。これはマーケットを作っているのではなく、ただマーケットを確認しているだけで、マーケティングではございません。
そこに、コンサルが入り、マーケティングマーケティングと騒ぎ、サービスの多様化、それを売りにした宣伝強化。そして一時的な負け組み勝ち組を作り、一時的に勝ち組を作りましたって宣言し、大金がコンサルに流れてしまう・・・。
これは数年前、飲食で盛んに起こったことで、今度のターゲットが美容業界に向けられていると思います。
情報化が進めば、この現象はやむを得なく、信念を持ち、経営していくことが大切と改めて痛感しております。
ディアローグでは若手スタッフから、新たな取り組みをしていきます。テーマはコミュニケーションです。今まで、プライベートなことは話さないようにしておりました。しかしこれからは、人と人とのつながりが出来るサロンのみ生き残れると考えております。
しかしビジネスコミュニケーションは非常に高度です。特にコミュニケーションをとるのが苦手な世代の美容師たちにどのように、ビジネスコミュニケーションを浸透させていくか模索中です。2、3年後に結果がでるように、励んで参ります。このことについては研修の内容を次回詳しく紹介いたします。
最後に、この厳しい景気の中、弊社は3月4月共にお客様のご愛好に恵まれた結果を残すことができました。スタッフ一同感謝申し上げます。更なるサービスの向上を目指し、試行錯誤を繰り返し、スタッフと良く考え、会社の方向付けをしてまいりますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
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